2 原稿の読み込み 大きさ調整


まずは原稿の読み込みです。

新規作成から、コミックを選び、複数ページの所で、本の全ページ数を入力します。(表紙、表紙の裏、裏表紙、裏表紙の裏を含む)

 

製本サイズはB6サイズの本からの読み込みならB6サイズ

原稿から読み込みなら原稿の大きさに合わせてください。

 

表紙をカラーにセット

表紙の構成を右側のセパレートタイプにします。

(左の繋がったタイプにすると表紙の裏ページは白ページが一枚自動でつきます)

 

注意が必要なのはノンブル(ページ番号)です

 

私の作品では、表紙、表紙の裏カウントしていないので、目次のページ数とノンブルが2ページズレます。

そういうときは、1から2枚少ない-1から始めれば数字が合います。

ノンブル機能には「どこに番号を置くか」や、「白枠を自動に付けてくれる機能」、「サイズ調整機能」もあり、至れり尽くせり!!凄く便利です。

 

隠しノンブルは 印刷外にノンブルを打ってくれます。

すでにノンブルが打たれてる原稿の場合はこれにしましょう。

 

これで本の母体が完成です。


原稿を全選択し 読み込み>一括読み込みで読み込みます。


一括読み込みを選択すると次に、何ページから読み込むか?そしてどの大きさで読み込むか?を指定します。

私の本の場合すでに、製本に回した経験があるので原稿サイズは仕上がりぴったりになっています。

だから、位置調整は「仕上がり」を指定。

するとこのように仕上がり線ぴったりに納めてくれます。

(このマンガはクリスタで描いてjpegに出力したものですのでぴったり収まっています)

 

単行本とかからの読み込みだと横が足りない(白くなっちゃう)事もあります、その場合は表紙裏表紙の二枚位だとオブジェクトを手動で枠一杯に拡大したほうが楽です。

 

とりあえずこれで読み込みます。

しばらくすると、こういう画面になります。

綺麗に割り振られています。

 

表紙の裏ページをつけ忘れていると

ページがズレちゃうので注意してください。

 

(同人誌なのでページは少ないですが200ページ級でも手順は同じです)


「B6サイズ単行本を裁断しての取り込み」なら大きさの調整は必要無いです。

(仕上がり線で読み込み)

 

以下は新書サイズの本を少しでも大きく表示させたり原稿から読み込んだデータの大きさを調整する方法です

 

=画面上の大きさを調整したい場合=

読み込みは一回では終わりません

原稿をこのように、ぴったり合った大きさに納めたいところですがなかなかそうはなりません。

原稿サイズによって縦が足らなかったり、横が足らなかったりします。

 

張り込む際に拡大や縮小して大きさを整える必要があります。

 

タダでさえ小さいスマホとかで読んでくださる読者の為にも見やすい大きさに表示させましょう。

読み込んだ画像、「仕上がり」で張り込んだらこのくらいの大きさで張り込まれました。

 

明らかに画面が小さいので

コレを拡大して上のような大きさにします。

大きさを整えたい時は

大きさを変えたい所から一括でページを指定して拡大して読み込ませればいいのです。

 

このマンガの場合、拡大率 で122%にしています。これでぴったりの大きさになります。

 

見開きはまた別に読み込みます。

そして位置調整は「裁ち落とし」です。(のどの部分を綺麗に繋げるため)

このように複数枚読み込みます。

 

(下に他のページの調整で拡大した、でかいのが見えてます)

画像は大きさを変えて何度読み込んでも構いません。

レイヤーが出来るだけなので、

そのページにあった大きさのレイヤーを表示させて他を消せば(非表示)いいのです。

 

レイヤー上で大きさを直接変更も出来るので、どうにでもなります。


大きさ調整が終わったら保存して、次はkindleのmobiファイルへ変換です。

 

次へ